2016年03月25日

外科頚骨折後療

本日肩関節の痛みで患者さんが来院されました。
去年の8月に骨折しその後リハビリを行うが、腕が上がらない、痛みが取れないとのことでした。

骨折の転移は殆どなく、骨折はきれいに治っているそうです。
夜間痛、運動痛がありまた可動域も挙上が90度、伸展は20度程度しか動いていません。
さぁー、どうしたものかなぁー?と考え、、、

まず、受傷した時のことから話を聞くことにしました。
玄関マットに足を引っ掛けて転倒した際に右手を着いた時に骨折したそうです。

当然、肩関節には骨折があったのですが、それに付随して肩関節に捻挫があり、当然その周りの軟部組織にも問題があるはずです。

転倒したと言うことですから、転倒した際の衝撃により、体のバランス機構にも問題が発生したととらえる事も必要かと考えました。

まず、最初の処置は肩関節からではなく、体のバランス機構の回復から行いました。その結果、肩関節挙上、伸展制限はほぼ消失。。。

ということは、転倒した際に受けた別の場所が肩関節の治癒の妨げになっていたのでしょうか?
一つの損傷を診るときには一部分だけを診るのではなく全体としてとらえた方がいいように感じました。

当然ですが、その後は肩関節面 離解もあったので処置をおこないました。

患者さんを診るときは、大きくも小さくもみないといけないと感じたケースでした。

やっぱり日々勉強です。
posted by アムス校友会 at 23:27| 会長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする